2011/07/10

9. 最初の装置の開発

(Archiveに添って古い投稿からお読み下さい。)

実験の前に
装置を作ったのは地上界であるが使用するのは霊界である。通信が成功するためには霊界と地上界が協力しなければならない。従って、まず装置を扱う者が正しい祈祷をもって霊界と交信しなければならない。 参考までに現在の実験の手順を述べておく。

1. 訓読
2. 120回敬礼の条件
3. 祈祷
4. 実験(5分間程度)
5. 実験結果の聴き取り

「試作した霊界通信装置の仕組み」
霊界から作用を受けるための媒体としては、ホワイトノイズの音波を使用した。
感度を高めるために、特別の差動方式を開発した。


霊界からの作用を受取る装置の説明
奥にあるものが木製の音響箱であり、霊界からの作用を受けることを目的として作られた。手前の左にある白い装置は霊界からの作用を増幅するための装置である。
右の黒い装置は録音装置である。


「動作原理」
音響装置の二つのマイクから来た音をそれぞれ増幅した後、二つの音を音声差動増幅部で引算する。その結果を再び第二音声増幅部で増幅して録音装置へ送り出す。もし霊界から何の作用もない場合はそれぞれのマイクから入って来たノイズ音は引算されて消えてしまう。しかし、一方のマイクに何らかの作用があった場合は第二音声増幅部分でその霊界からの作用の部分だけ拡大される。



「電子装置の説明」
マイクABには、同じ音源からホワイトノイズが入る。マイクAに入るホワイトノイズのみ霊界からの影響があり、霊界からの「声」としてマイクAに入る。それぞれを音声増幅した後に、差動増幅装置によって、それぞれの差を取ると霊界の声が残ることになる。それを再び音声増幅すれば霊界からの声を拡大して聞くことが出来る。




「1号機の問題点と改良の方法」

2つのマイクから入ったホワイトノイズを差動増幅装置で完全に打消すことは思った以上に困難なことであった。最後の段階までホワイトノイズが残り、霊界からの声を聞き取ることが難しかった。
改良点として、ホワイトノイズの代わりに超音波を使うことを考えた。その理由としては差動増幅装置で打消すことが比較的容易であること、装置が動作している間、エネルギー源としての超音波は人の耳には聞こえないため、静かに実験することができる。
更に、録音装置としては、特に録音される音の周波数帯域に注意する必要がある。現在は20Hz19KHzまでのものを使用しているが出来ればもっと高い周波数まで録音できるものが望ましい。人間の耳には聞こえなくても音声の周波数解析した時に変化を発見できる可能性がある。故に微細な変化を捕えるためにスペクトル解析も有効である。

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